有頂(読み)ウチョウ

精選版 日本国語大辞典 「有頂」の意味・読み・例文・類語

う‐ちょう‥チャウ【有頂】

  1. 〘 名詞 〙うちょうてん(有頂天)」の略。
    1. [初出の実例]「天上之楽、五衰早来、乃至有頂 輪廻無期、況余世人乎」(出典往生要集(984‐985)大文二)
    2. 「かみは有頂のくものうへ、しもは阿鼻のそこまでも」(出典:浄業和讚(995‐1335)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む