朝日如(読み)あさひなす

精選版 日本国語大辞典 「朝日如」の意味・読み・例文・類語

あさひ‐なす【朝日如】

  1. ( 「なす」は接尾語 ) 朝の日の光のように美しいの意で、「まぐはし」にかかる。枕詞とは見ない説もある。
    1. [初出の実例]「うち日さす 大宮仕へ 朝日奈須(あさひナス) 目細(まぐは)しも 夕日なす うらぐはしも」(出典万葉集(8C後)一三・三二三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 大宮仕 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android