朝明の姿(読み)あさけのすがた

精選版 日本国語大辞典 「朝明の姿」の意味・読み・例文・類語

あさけ【朝明】 の 姿(すがた)

明け方の寝起き姿。特に、夜が明けて帰ってゆく男の姿。
万葉(8C後)一二・二八四一「わがせこが朝明形(あさけのすがた)よく見ずて今日の間を恋ひ暮すかも」
源氏(1001‐14頃)総角「たぐひ少なげなるあさけの御すがたを見送りて」

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