朝月の(読み)あさづきの

精選版 日本国語大辞典 「朝月の」の意味・読み・例文・類語

あさづき‐の【朝月の】

  1. 朝方の月が日と向かい合うところから、地名日向(ひむか)」にかかる。
    1. [初出の実例]「朝月(あさづきの)日向の山に月立てり見ゆ遠妻を持てらむ人し見つつ偲はむ」(出典万葉集(8C後)七・一二九四)

朝月のの補助注記

万葉例、「朝月日 向」として、「朝づく日」を「向ひ」にかかる枕詞とする説もある。→あさづくひ(朝付日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 朝付日 実例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む