朝菜(読み)あさな

精選版 日本国語大辞典 「朝菜」の意味・読み・例文・類語

あさ‐な【朝菜】

〘名〙 (「な」は、菜(な)と魚(な)とに通じて副食物をいう) 朝食の副食物にするもの。
※催馬楽(7C後‐8C)我が門に「安左名(アサナ)摘み 夕菜摘み」
万葉(8C後)六・九五七「いざ児ども香椎の潟に白妙の袖さへぬれて朝菜(あさな)つみてむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android