朝餉の壺(読み)あさがれいのつぼ

精選版 日本国語大辞典 「朝餉の壺」の意味・読み・例文・類語

あさがれい【朝餉】 の 壺(つぼ)

  1. ( 「壺」は周囲建物に囲まれた狭い庭の意 ) 清涼殿朝餉の間の西の小庭
    1. [初出の実例]「菖蒲(さうぶ)の輿(こし)に、朝がれひのつぼにかきたてて」(出典讚岐典侍(1108頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 菖蒲 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android