朝鮮戦争特需

山川 日本史小辞典 改訂新版 「朝鮮戦争特需」の解説

朝鮮戦争特需
ちょうせんせんそうとくじゅ

朝鮮戦線の国連軍将兵に補給する物資や役務サービスの日本業者からの買付けをいう。特需特殊需要の略。第8軍司令部や在日米軍調達部から発注されドル対価が支払われた。特需は約7割が物資(戦地要務物資や復興資材)で,約3割がサービス(修理輸送など)であった。1950年(昭和25)6月から53年7月までの朝鮮戦争の約3年間に9.8億ドルを数え,日本の経済復興に大きく寄与した。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む