木喰上人(読み)もくじきしょうにん

防府市歴史用語集 「木喰上人」の解説

木喰上人

 江戸時代中頃の僧で、61歳の時に全国をまわりながら、仏像をほって歩きました。防府にも82歳の時に訪れ、たくさんの仏像を残しています。これらの仏像はまゆが濃く、おだやかな表情をしており、木喰仏[もくじきぶつ]と呼ばれます。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木喰上人」の意味・わかりやすい解説

木喰上人
もくじきしょうにん

木の実や果実常食とする (木喰戒を守る) 僧の総称木喰応其木喰五行明満が有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android