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木喰五行明満 もくじきごぎょうみょうまん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木喰五行明満
もくじきごぎょうみょうまん

[生]享保3(1718)
[没]文化7(1810).6.5.
江戸時代仏像彫刻を多く残した遊行僧。甲斐の人。元文4 (1739) 年 22歳で出家。宝暦 12 (62) 年木喰観海より木喰戒を受ける。生涯を通じて全国を行脚,信仰の行として 1000体以上の仏像を彫刻し,遺作の分布も広い。

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世界大百科事典 第2版の解説

もくじきごぎょうみょうまん【木喰五行明満】

1718‐1810(享保3‐文化7)
江戸後期の僧。仏像彫刻で知られる。本姓伊藤,木喰行道(ぎようどう)あるいは木喰菩薩とも名乗った。甲斐国西八代郡古関村(現山梨県下部町)丸畑に生まれ,22歳で出家,45歳のとき相模国大山で木喰観海に木喰戒をうけた。1773年(安永2)日本廻国の願を発し,93歳で没するまで三十数年間を巡錫に終始した。その足跡は遠く北海道中部から九州南端にまで及ぶ。寺を建て仏像を刻む伝道一途の生涯を送ったが,彼の造る仏像は形式にとらわれぬ自由なもので,沈滞した江戸の彫刻界にあって,初期の円空と並んで彫刻としての純粋さと,ひたむきな信仰を具現したものとして評価されている。

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世界大百科事典内の木喰五行明満の言及

【江戸時代美術】より

…それは工芸が,広く国民の生活に密着したことを意味するものであり,江戸後期の工芸の意義は何よりもこの点にあるのかもしれない。 仏教美術の分野では専門仏師による作品が画一化されていったのに対し,円空の鉈彫りの衣鉢をついだ木喰五行明満の木彫に宗教的情熱に支えられたすぐれた表現が見られる。白隠,仙厓が大衆教化のために描いた禅画の独自なスタイルは,近年高く評価されている。…

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