木折り(読み)キオリ

デジタル大辞泉 「木折り」の意味・読み・例文・類語

き‐おり〔‐をり〕【木折り/気折り】

[名・形動ナリ]無骨で愛想のないこと。また、そのさま。
田舎侍の、―にこはごはしかりけるが」〈盛衰記・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木折り」の意味・読み・例文・類語

き‐おり‥をり【木折・気折】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 気が強くて、愛想のないこと。また、そのさま。一本気で気短かな様子
    1. [初出の実例]「田舎侍の気折(キヲリ)にこはごはしかりけるが」(出典源平盛衰記(14C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む