木村俊光(読み)きむら としみつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村俊光」の解説

木村俊光 きむら-としみつ

1944- 昭和後期-平成時代のバリトン歌手。
昭和19年6月28日生まれ。ウィーン音大在学中の昭和44年ベルビエ国際声楽コンクールなどで1位。45年ライン-ドイツオペラの専属となって「ボエーム」のマルチェロ役などで活躍,61年東洋人としてはじめて終身専属の資格をえる。同年帰国し,のち母校桐朋学園大の教授。平成8年芸術院賞。22年紫綬褒章。北海道出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android