日本歴史地名大系 「木目村」の解説 木目村もくめむら 岡山県:玉野市木目村[現在地名]玉野市木目用吉(もちよし)村の南に位置し、枝村に豊岡(とよおか)がある。寛永備前国絵図によれば高四二一石余。享保六年(一七二一)の家数八五・人数四七九、田畠二七町六反余(備陽記)。文化年間の「岡山藩領手鑑」によると高四二一石余、直高六三六石余で蔵入、田二〇町九反余・畑六町五反余、池七・樋八・井戸五、橋二、家数八三・人数四二三、牛四六、紺屋二軒、酒屋・鍛冶屋各一軒、家大工二。向谷(むかいだに)に文安年間(一四四四―四九)に四国細川氏の守護代三好氏の代官として児島(こじま)郡を支配していた飯尾常春一族の大理石製の古墓がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報