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下津井 しもつい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

下津井
しもつい

岡山県南部,倉敷市南部の地区。児島半島南西端に位置する。旧町名。 1948年合体により児島市,67年倉敷市となる。戦国時代から瀬戸内海航路の要港となり,近世には讃岐の金刀比羅宮の参詣者の乗船場としても繁栄。

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世界大百科事典 第2版の解説

しもつい【下津井】

備前国(岡山県)児島郡南端の港町。現在は倉敷市下津井。古くから海運・軍事の要地で,16世紀末には宇喜多氏の城砦があり,1606年(慶長11)岡山藩家老池田長政が近世城郭に改築してから町は大いに発展した。江戸初頭に岡山藩公定の13の在町の一つとなり,商港,漁港として,また金毘羅(こんぴら)往来の渡海場として繁昌した。明和年間(1764‐72)家数661軒,人数2950人,田畑20町歩,船数177艘であった。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔岡山県〕下津井(しもつい)


岡山県倉敷(くらしき)市南部、児島(こじま)半島南西端に位置する。江戸時代は瀬戸内海の商港・漁港として金毘羅(こんぴら)参りや西廻(にしまわり)海運の船などでにぎわった。東端の鷲羽(わしゅう)山は瀬戸内海屈指の展望台。漁業も盛んで、1988年(昭和63)の瀬戸大橋開通以降、観光客が増加している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

下津井
しもつい

岡山県南部、倉敷(くらしき)市の一地区。旧下津井町。児島(こじま)半島南端にあり、古来、下津井四ヶ浦(下津井、吹上(ふきあげ)、田之浦、大畠(おばたけ))とよばれた。瀬戸内海航路の要地で、1606年(慶長11)池田長政(ながまさ)が下津井城を再建してから大いに発展し、北前船(きたまえぶね)の寄港地、漁港、四国金刀比羅宮(ことひらぐう)への参詣者の利用港として知られた。港を歌った『下津井節』は岡山県の代表的民謡。下津井祇園(ぎおん)神社は海運、海事資料を多く保存している。現在も県の代表的な漁村であるが、四国との基幹交通路は宇高連絡船を経て本州四国連絡橋に移っており、児島―坂出(さかいで)ルートの下津井瀬戸大橋が田之浦地区背後の鷲羽(わしゅう)山付近から櫃石島(ひついしじま)に架かり、さらに四国方面へ通じている。[由比浜省吾]

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世界大百科事典内の下津井の言及

【児島半島】より

…《古事記》の国生み神話に〈吉備児島〉とあるように16~17世紀まで島であったが,高梁(たかはし)川,旭川などの堆積作用と,浅くなった海の干拓により本土と結びついた。半島になってからは瀬戸内海航路が南岸へ移り,下津井,日比(ひび)が港町として栄えた。大部分が山地で,東部にある主峰金甲山(403m),中部の常山(307m)などの古生層から成る中起伏の山地と,花コウ岩や流紋岩から成る標高200~270mの小起伏の山地,および標高150~190mの丘陵から成る。…

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