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酒屋 さかや

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

酒屋
さかや

「艶容女舞衣 (はですがたおんなまいぎぬ)」のページをご覧ください。

酒屋
さかや

酒類の醸造,販売業者。醸造業者を本酒屋,小売業者を請 (うけ) 酒屋と呼び分ける。酒は古代からあったが,営業用酒造は鎌倉時代以後盛んとなり,14世紀末室町幕府は京都あたりの酒屋に造酒税を課し,幕府の重要な財源とした。

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デジタル大辞泉の解説

さか‐や【酒屋】


酒を売る店。また、その職業。
酒の醸造を職業とする家。造り酒屋。
浄瑠璃「艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」の下の巻の後段「上塩町の段」の通称。半七の妻お園のくどきが有名。

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百科事典マイペディアの解説

酒屋【さかや】

古代に寺院で行われた酒造は中世に入って発展し,室町ごろ京都の嵯峨谷から粟田口へかけて350軒を数え,奈良・摂津・兵庫・西宮・博多等水質のよい都市でも栄えた。江戸時代には,江戸近在の醸造酒を扱う地回酒問屋,上方からの下り酒問屋が設立され,後者は明暦以後霊岸島新川に移った。
→関連項目高利貸酒造制限令

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世界大百科事典 第2版の解説

さかや【酒屋】

日本古代における酒造は,禁裏造酒司(さけのつかさ)や神社付属の酒殿において行われ,また各戸においても容易に醸造できたためか,酒屋を商業として営むものは少なかった。《日本霊異記》に酒を水でうすめて売る女が現れてくるのが早い例であろう。《延喜式》記載の平安京の市には酒廛(しゆてん)はない。しかし,鎌倉期には京都では酒屋は無数にあったといわれ,鎌倉では,沽酒(こしゆ)(酒の売買)の禁に関しての幕府の1252年(建長4)の調査で,3万7274個の酒壺があったという。

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大辞林 第三版の解説

さかや【酒屋】

酒類を小売りする店。また、その人。
造り酒屋。本酒屋。
酒殿さかどの 」に同じ。
浄瑠璃「艶容女舞衣はですがたおんなまいぎぬ」の下の巻、上塩町の茜屋あかねやの場、または全体の通称。半七の妻お園のくどきが有名。

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世界大百科事典内の酒屋の言及

【合銭】より

…室町時代,おもに金融業者である土倉・酒屋などが,諸人から借り集めた銭。業者はその銭をさらに高利で他に貸し付け利ざやを収めるなど,営業回転資金としていたのであろう。…

【看板】より

…内部に照明を設ける場合が多い。建看板は,江戸時代に店の前の道路に柱を立てて看板を掲げた形式で,欧米の居酒屋看板にもこの形が見られる。絵看板は江戸初期から見世物・劇場に用いられ,今日でも映画館で行われているが,最近アメリカを中心として日本でも,絵に代わって巨大な写真をはる方法が急激に増えている。…

【下京】より

…時代はさかのぼるが,鎌倉時代後期から室町時代初頭にかけて下京に広まる法華宗も,これら商工業者を信徒としてのものであった。また室町時代,有徳人(うとくにん)の代名詞でもあった酒屋も,1425年(応永32),26年の〈酒屋交名(きようみよう)〉には下京に多く見え,さらに梅酒屋(五条烏丸)や柳酒屋(五条坊門西洞院)などの銘酒も下京に位置していた。五条東洞院ほか数ヵ所に傾城屋の発展もみられた。…

【酒造制限令】より

…そのため,米価調節の必要からとられたのが酒造制限令である。実施に際しては,酒屋に酒造株札を交付し,そこに表示されている酒造株高(造石高)を基準に,その2分の1造りとか,3分の2造りといった減醸令を布達した。酒造株の制度は,他の諸産業に先行して例外的に1657年(明暦3)に実施された。…

【商人】より

…近江の湖東では,応仁・文明時代ごろを境にして,仕入れ,運送と市の小売は分化し,前者に従事する問屋的商人は商品流通路の独占を主張するに至っている。 商人にはそのほか,借上(かしあげ),土倉などの金融業者や酒屋などが力をもっていた。京都には土倉,酒屋それぞれ300~400に及んでおり,室町幕府の財源となった。…

【納銭方】より

…室町幕府がその支配下にある酒屋土倉(どそう)より役銭を徴収するために設けた機関。室町幕府が洛中洛外の酒屋・土倉を一元的に支配するようになったのは1393年(明徳4)と考えられている。…

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