木納水村(読み)きのうずむら

日本歴史地名大系 「木納水村」の解説

木納水村
きのうずむら

[現在地名]九重町引治ひきじ 木納水

小引治こひきじ村の南、万年はね山と小倉おぐら岳の中間にある。慶長一三年(一六〇八)当村などが土佐藩主山内忠義室領になったとされる。正保郷帳に村名がみえ、田高六七石余・畑高三二石余で、山田やまだ郷に属し、木林有とある。村高は元禄郷帳などによれば幕末まで大きく変わらない。文政一三年(一八三〇)の玖珠郡竈人数帳(麻生家文書)では家数二四・人数九四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android