菅原(読み)すがわら

精選版 日本国語大辞典「菅原」の解説

すが‐わら ‥はら【菅原】

[1] 〘名〙
(すげ)の生えている原。げはら。
古事記(712)下・歌謡八田の 一本菅(ひともとすげ)は 子持たず 立ちか荒れなむ あたら須賀波良(スガハラ)
② カルタ、花札をいう、盗人・賭博仲間の隠語。
※あの道この道(1928)〈十一谷義三郎〉一「からす、とう一、青丹、菅原など」
※雑俳・柳多留‐一〇四(1828)「菅原のあれ場をかたるざくろ口」

すげ‐はら【菅原】

〘名〙 =すがわら(菅原)(一)①
※古事記(712)下・歌謡「八田の 一本菅は 子持たず 立ちか荒れなむ あたら菅原(すがはら) をこそ 須宜波良(スゲハラ)と言はめ あたら清(すが)し女(め)

すが‐はら【菅原】

[1] 〘名〙 ⇒すがわら(菅原)(一)
[2] 新潟県上越市の地名上代物部氏領地で、古墳群(菅原古墳)がある。歌枕

すがわら すがはら【菅原】

(「すがはら」とも) 姓氏の一つ。

すがはら【菅原】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「菅原」の解説

すがわら【菅原】[姓氏]

氏の一。もと土師はじ氏。古人ふるひとのとき、菅原と改めた。文章家として代々学者を輩出。道真は右大臣に進んだ。中世には、高辻・五条・東坊城・唐橋などの諸家に分かれた。
[補説]「菅原」姓の人物
菅原清公すがわらのきよきみ
菅原是善すがわらのこれよし
菅原孝標女すがわらのたかすえのむすめ
菅原為長すがわらのためなが
菅原文時すがわらのふみとき
菅原道真すがわらのみちざね

すげ‐はら【×菅原】

スゲの生えている野原。すがわら。
ことをこそ―と言はめあたらすが」〈・下・歌謡〉

すが‐わら〔‐はら〕【×菅原】

スゲの生えている野原。すげはら。
「ま玉つくをちの―われ刈らず人の刈らまく惜しき―」〈・一三四一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典「菅原」の解説

菅原
(通称)
すがわら

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
菅原伝授手習鑑
初演
元文4.4(大坂・中村十蔵座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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