木蔵(読み)きぞう

精選版 日本国語大辞典 「木蔵」の意味・読み・例文・類語

き‐ぞう‥ザウ【木蔵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. きまじめでゆうずうのきかない人。かたぶつ。
    1. [初出の実例]「わしが木蔵だによって」(出典:洒落本・南江駅話(1770))
  3. まだ色気づかないうぶな男女
    1. [初出の実例]「引はいておこすむすめは木ぞう也」(出典:雑俳・柳多留‐六(1771))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android