精選版 日本国語大辞典 「未顕真実」の意味・読み・例文・類語 みけん‐しんじつ【未顕真実】 〘 名詞 〙 仏語。「無量義経‐説法品」にある語。釈尊成道後四〇余年の間、種々の教えを説いてきたが、それらは、方便のためで、真実の法ではないと示したもの。「法華経」をもって、真実の法とする。[初出の実例]「無量義経の道理を、明さざるを、未顕真実(ミケンシンジツ)と云也」(出典:真如観(鎌倉初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例