末光源蔵(読み)スエミツ ゲンゾウ

20世紀日本人名事典 「末光源蔵」の解説

末光 源蔵
スエミツ ゲンゾウ

大正・昭和期の実業家 奉天温泉社長。



生年
明治11(1878)年

没年
昭和7(1932)年9月23日

出生地
大分県鶴崎町

経歴
日露戦争後、台湾総督府巡査、のち警部を務め、明治44年中国に渡り関東都督府警部となり、鉄嶺撫順、奉天(現・瀋陽)の警察署長を務める。退官後、実業界に入り、奉天で綿花工場を経営し、奉天温泉社長となる。傍ら自治行政にも尽力し、大正14年推されて奉天地方委員会議長となり公共のために努力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「末光源蔵」の解説

末光源蔵 すえみつ-げんぞう

1878-1932 大正-昭和時代前期の官吏,実業家。
明治11年生まれ。44年中国にわたり関東都督府警部となり,鉄嶺,撫順,奉天(現瀋陽)の警察署長をつとめる。退官後実業界にはいり,奉天で綿花工場を経営し,奉天温泉社長となる。大正14年奉天地方委員会議長。昭和7年9月23日死去。55歳。大分県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android