末弘名(読み)すえひろみよう

日本歴史地名大系 「末弘名」の解説

末弘名
すえひろみよう

みなみ郷のうちにあった名。正和元年(一三一二)八月の末弘名地頭得分米結解状案(長谷場文書、以下とくに断らない限りは同文書)に「南郷末弘名」とみえる。同状案は応長元年(一三一一)の地頭得分米結解を注進したもので、現作田一町二杖中、うち除田三反一丈中(新用作一杖・免田三反中)、応輸田七反一丈(地頭用中・分米一斗二升)、定田七反中・損二反二〇(得田五反三〇代中・分米五斗七升、請加郷地頭用中・分米七升二合五勺)、計米七斗六升二合五勺。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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