末穂ち(読み)うらぼち

精選版 日本国語大辞典 「末穂ち」の意味・読み・例文・類語

うらぼ‐ち【末穂ち】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ち」は接尾語 )
  2. 稲、麦などの先のほう。また草木の先のほう。
    1. [初出の実例]「高砂やあの松の木を臼にして其うらほちを杵(きね)にして餠をつくこそ目出たけれ」(出典洒落本・田舎談義(1790))
  3. 髪の毛の末。うらっぽち。
    1. [初出の実例]「うらほちを棺へ入れたを後家忘れ」(出典:雑俳・柳多留‐一七(1782))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む