本ネル(読み)ホンネル

デジタル大辞泉 「本ネル」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ネル【本ネル】

綿ネルに対して、フランネルのこと。

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精選版 日本国語大辞典 「本ネル」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ネル【本ネル】

  1. 〘 名詞 〙 ( ネルはフランネルの略 ) 毛織物であるフランネルを、綿ネルと区別するために呼ぶ語。
    1. [初出の実例]「外巻(そとまき)は本(ホン)ネルの厚地のものを用ゐ」(出典:育児読本(1931)〈田村均〉四九)

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世界大百科事典(旧版)内の本ネルの言及

【フランネル】より

…フラノは日本での略称。ネルとも呼び,綿ネルに対して本ネルという。経糸にやや強めの撚りをかけた紡毛糸,緯糸は甘撚りの紡毛糸を用いるが,経糸に梳毛糸(そもうし)や綿毛の混紡糸を使ったものもある。…

※「本ネル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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