デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本屋宗七」の解説 本屋宗七 ほんや-そうしち ?-? 江戸時代後期の歌舞伎作者。初代増山金八の門弟で,5代岩井半四郎付作者。寛政9年(1797)本屋宗七を名のり,文化4年江戸中村座で二枚目作者,10年森田座で立(たて)作者となる。荒事師のせりふを得意とした。江戸出身。前名は武(竹)井藤吉,豊島大作。通称は日本。俳名は大束。作品に「裏模様菊伊達染」(合作)など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例