日本歴史地名大系 「本山新浦」の解説 本山新浦もとやましんうら 山口県:小野田市西須恵村本山新浦[現在地名]小野田市大字小野田本山半島の南端、本山岬の近くに近世の開作によってできた集落。萩藩領で舟木宰判の西須恵(にしすえ)村に属する。毛利氏の一門阿川毛利氏が寛文八年(一六六八)高泊(たかとまり)村の高泊開作完工後知行替で給領とした土地で、享保一九年(一七三四)の「地下上申」に須恵村の小村名付として「本山新浦」とある。しかし同じ須恵村内の妻崎(つまざき)・刈屋(かりや)両浦(うら)と違い浦石の記載はみえない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by