本広寺(読み)ほんこうじ

日本歴史地名大系 「本広寺」の解説

本広寺
ほんこうじ

[現在地名]新宮市新宮

恵雲山と号し、日蓮宗本尊木彫の十界互具立像。寺地は熊野七上綱の一人新宮周防守行栄の屋敷跡。慶長年中(一五九六―一六一五)妙玄院日等の開基。法輪山法華ほつけ寺と号したが、延宝六年(一六七八)新宮城主水野重上が両親の菩提所とし、父の法号本広院と母の法号恵雲院とにちなみ、恵雲山本広寺と改めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android