本木室村(読み)ほんぎむろむら

日本歴史地名大系 「本木室村」の解説

本木室村
ほんぎむろむら

[現在地名]大川市本木室

下八院しもばちいん村の南、花宗はなむね川右岸に位置する。西は北酒見きたさけみ村、南は北中牟田きたなかむた村。ホンギノムロともよぶ(三潴郡誌)中世から近世初期まで中木室なかぎむろ村とともに木室きむろ村と称した。文禄四年(一五九五)の知行方目録に「木室村」が二筆みえ、高八七三石余と高八四八石余、ほかに「きむろ村内」として高七二九石余、木室村内「かうはる村」(郷原村)の高一千六三二石余の記載がある。正保四年(一六四七)の大小道之帳に本木室村とみえ、江上古えがみふる(現城島町)から一里八町五〇間、榎津えのきづ町柳川領境まで二七町三〇間。本高は七五八石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高一千四四〇石・役高九五三石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android