朱天文(読み)チュ・ティエンウェン(英語表記)Chu Tien-wen

現代外国人名録2016 「朱天文」の解説

朱 天文
チュ・ティエンウェン
Chu Tien-wen

職業・肩書
作家,脚本

国籍
台湾

生年月日
1956年

出生地
高雄近郊

学歴
淡江大学英文学科

受賞
聯合報文学賞,中国時報文学賞,金馬奨脚色脚本賞〔1995年〕「好男好女」

経歴
両親、妹ともに作家。高雄近郊の眷村(軍人家族共同体)に生まれる。高校1年のとき小説を書き始め、「聯合報」、「中国時報」の文学賞を受ける。大学在学中に三三書房を設立。作品に「淡江記」「小畢的故事」「最想念的季節」「炎夏の都」「荒人手記」など。1983年自作の「小畢的故事」の映画化にあたって初めて映画脚本を手がけ、このとき共同脚本・助監督だった侯孝賢と出会った。以後、「風櫃の少年」(’83年)はじめ、すべての侯孝賢作品の脚本を担当する。他の映画作品に「冬冬の夏休み」「童年往事」「恋恋風塵」「悲情城市」「戯夢人生」「珈琲時光」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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