朴奉珠(読み)ぱくぽんじゅ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「朴奉珠」の意味・わかりやすい解説

朴奉珠
ぱくぽんじゅ
(1939― )

北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国)の政治家。4月10日生まれ。徳川(トクチョン)工業大学卒業。龍川(リョンチョン)食料工場支配人、朝鮮労働党南興(ナムン)青年化学連合企業所委員会責任書記を経て、1993年に党軽工業部副部長、1998年に化学工業相。2003年9月から2007年4月まで内閣総理を務めた。その後、順川(スンチョン)ビナロン連合企業所支配人、党軽工業部第一副部長などを経て、2013年4月に内閣総理に復帰。2016年に党中央委員会政治局常務委員、政治局員、中央委員のほか、新設国務委員会で副委員長に就任。2019年4月に内閣総理の地位は金才竜(キムジェリョン)に渡ったが、同時に党中央委員会副委員長に就任した。

[礒﨑敦仁 2020年2月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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