机・机庄(読み)つくえ・つくえのしよう

日本歴史地名大系 「机・机庄」の解説

机・机庄
つくえ・つくえのしよう

和泉国久米田くめだ(現大阪府岸和田市)の和泉隆池院鐘縁起(久米田寺文書)には「机庄」に関する以下のような話がみえる。「脩明門院御時」に机庄の領家で権勢を誇った岡崎入道三品(源有雅)は、昔高麗から招来されながら筑前国鐘崎かねざき(現福岡県玄海町)に沈んだ三つの鐘のうちの一つを引揚げ、机庄内の岡堂に安置した。その後弘安四年(一二八一)久米田寺(隆池院)の寺僧らに、鐘を同寺に懸けるよう紀伊熊野の霊告が下り、久米田寺の大檀那禅門右金吾(安東蓮聖)が、堀河亜相(堀川基具)を介して「机ノ庄ノ当管領」に働きかけた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む