知行国主

山川 日本史小辞典 改訂新版 「知行国主」の解説

知行国主
ちぎょうこくしゅ

知行国を与えられた者。子弟側近国守として知行権を行使することにより,国内の収納物のうちから公納物を差し引いた分を収益とした。知行国主の権限受領(ずりょう)の場合と同じであり,1人で複数の知行国をもつことも珍しくなく,鎌倉将軍源頼朝は9カ国を知行した。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android