机淵(読み)つくえぶち

日本歴史地名大系 「机淵」の解説

机淵
つくえぶち

[現在地名]耶馬渓町栃木

烏帽子えぼし岳の南麓に机峯きほう奇岩があり、その下の深潭をいう。「両豊記」は天正年間(一五七三―九二)当地の領主野仲兵庫頭重兼をめぐる怪異物語を記し、「岩波地動淵つくえふち」でおぼれそうになり、「此所を名付て殿の淵といへり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android