日本歴史地名大系 「耶馬渓町」の解説 耶馬渓町やばけいまち 大分県:下毛郡耶馬渓町面積:一八三・七〇平方キロ山国(やまくに)川中流域とその支流である津民(つたみ)川・山移(やまうつり)川・金吉(かなよし)川流域からなる。東は本耶馬渓(ほんやばけい)町、南東は宇佐郡院内(いんない)町、南は玖珠(くす)郡玖珠町、西は山国町、北は福岡県築上(ちくじよう)郡大平(たいへい)村・豊前市に接する。縄文時代後期のダットク遺跡がある。古代には山国郷に属したと思われる。檜原(ひばる)山の正平(しようへい)寺は天平勝宝四年(七五二)の創建と伝える。中世には宇都宮氏の一族野仲氏が長岩(ながいわ)城に拠り、一帯を支配したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by