杉洞村(読み)すぎほらむら

日本歴史地名大系 「杉洞村」の解説

杉洞村
すぎほらむら

[現在地名]七宗町神渕かぶち 杉洞・杉洞口すぎほらくち

神淵川の最上流部の山間地帯、飛騨への道筋に位置する。東は葉津はづ村、南は万場まんば村、北は袋坂ふくろざか峠を越えて笹洞ささぼら(現益田郡金山町)。神淵十郷の一つで、杉洞組とも称した。元禄郷帳に高一八八石余とある。「濃州徇行記」によると高一九八石余、家数六〇ほど、牛宿・商人宿があり、宿場を形成。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android