現代外国人名録2016 「李洪志」の解説
李 洪志
リ・コウシ
Li Hong-zhi
- 職業・肩書
- 気功師 法輪功創始者,法輪大法研究会会長
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1951年5月13日
- 出生地
- 吉林省公主嶺
- 経歴
- 中学卒業後、人民解放軍総後勤部部隊や吉林省森林警備総隊の文芸兵に。1982年吉林省長春にある会社の保安係に。一方、4歳の頃から気功を修業、’84年気功活動を開始。’92年北京で気功集団・法輪功を創始、代表。’93年中国気功科学研究所から気功師と認定される。’98年政府圧力から家族と合法移民として渡米しニューヨークに在住。自らの言葉だけが唯一の教えと説き、教えには仏教思想や道徳的な要素も盛り込まれているが、中国では宗教団体への規制が厳しいことから、宗教とは一線を画す。’99年4月会員1万人が、逮捕された仲間の釈放や活動の自由などを求めデモを敢行、同年7月当局は中国共産党党員を上回る巨大組織に警戒感を強め、非合法組織として一斉摘発が行われる。また、中国公安省から公共秩序かく乱罪で指名手配されるが、国際刑事警察機構(ICPO)は国際手配を拒否。主著に「転法輪」(1994年)。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報