日本歴史地名大系 「村上天皇陵」の解説 村上天皇陵むらかみてんのうりよう 京都市:右京区鳴滝村村上天皇陵[現在地名]右京区鳴滝宇多野谷円融(えんゆう)天皇陵の北、村上山山頂にあり、南面する小円墳。村上天皇は醍醐天皇の第一四子で、母は藤原穏子(基経女)。天慶九年(九四六)即位、康保四年(九六七)五月没。四二歳(帝王編年記)。同年六月四日、葛野(かどの)郡村上山陵に葬る(扶桑略記)。陵の位置について「日本紀略」康保四年六月四日条に「奉土葬先皇於山城国葛野郡田邑郷北中尾」とある。中尾(なかお)は長尾(ながお)であって、仁和(にんな)寺の辺りをいう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by