精選版 日本国語大辞典 「杖突の乃の字」の意味・読み・例文・類語
つえつき【杖突】 の 乃(の)の字(じ)
- 変体仮名の「乃」の字のこと。人が杖をついている形に見えるところからいう。
- [初出の実例]「つえつきの乃の字のなりな饅頭を座頭殿こそこしめされけれ」(出典:仮名草子・東海道名所記(1659‐61頃)四)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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