束木(読み)たばねぎ

精選版 日本国語大辞典 「束木」の意味・読み・例文・類語

たばね‐ぎ【束木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 束にした薪(まき)。束ねた、たきぎ。
    1. [初出の実例]「内はにかけて渡す書出し たはね木に松は本より夕煙」(出典:俳諧・独吟一日千句(1675)第一)
  3. 紋所の名。木の束ねた形を図案化したもの。
    1. [初出の実例]「白柄に白鞘、兜巾頭、駕籠はたばね木、丹後の宮津」(出典:浄瑠璃・薩摩歌(1711頃)鑓じるし)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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