来さ(読み)クサ

デジタル大辞泉 「来さ」の意味・読み・例文・類語

く‐さ【来さ】

《「さ」は時の意の接尾語。「行くさ来さ」の形で用いられる》こちらへ来る時。こちらへ帰る時。来るさ。
「青海原風波なびき行くさ―つつむことなく船は早けむ」〈・四五一四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「来さ」の意味・読み・例文・類語

く‐さ【来さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接尾語 ) 来る時。
    1. [初出の実例]「白菅の真野の榛原(はりはら)(ゆ)くさ来左(くサ)君こそ見らめ真野榛原」(出典万葉集(8C後)三・二八一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む