日本歴史地名大系 「来巻村」の解説 来巻村くるまきむら 山口県:下松市来巻村[現在地名]下松市大字来巻烏帽子(えぼし)岳(四一二・四メートル)の北麓で、東は熊毛(くまげ)郡大河内(おおかわち)村(現熊毛町)、西は河内(こうち)村に接する。徳山藩領。年号不詳の「防長之内隆春(内藤)分領惣田数辻之事」(「閥閲録」所収内藤小源太家文書)に「一、四町 来巻村」とある。しかし慶長期(一五九六―一六一五)の検地帳にはその名がみえず、「地下上申」で総高一千四四石余、うち田方八九九石余、畠方一四四石余、家数一二三、人口五七二と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by