東京石(読み)とうきょうせき

最新 地学事典 「東京石」の解説

とうきょうせき
東京石

tokyoite

化学組成Ba2Mn3+(VO42OH)の鉱物単斜晶系,空間群P21/m,格子定数a0.910nm, b0.613, c0.789, β112.2°, 単位格子中2分子含む。微粒結晶集合体。ガラス光沢,劈開なし。硬度4〜4.5。計算密度4.62ɡ・cm3。黒赤色,条痕暗褐赤色。多色性顕著,赤橙〜暗帯褐赤色。計算平均屈折率n 2.03。ブラッケブッシュ石上族,ブラッケブッシュ石族に属する。ブラッケブッシュ石のPbをBaで置換したものに相当。東京都奥多摩町白丸鉱山の変成マンガン鉱床中,ブラウン鉱や含Ba正長石に伴って産出。のちに,鹿児島県大和鉱山の変成マンガン鉱床からも発見。産地にちなみ,松原聰ほかによって命名(IMA 2003-036)。参考文献S.Matsubara et al.(2004) JMPS, Vol.99: 363

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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