ブラッケブッシュ石(読み)ブラッケブッシュせき

最新 地学事典 「ブラッケブッシュ石」の解説

ブラッケブッシュせき
ブラッケブッシュ石

brackebuschite

化学組成Pb2Mn3+(V5+O42OH)の鉱物。単斜晶系,空間群P21/m, 格子定数a0.8880nm, b0.6155, c0.7681, β111.00°, 単位格子中2分子含む。針状ないし板柱状結晶の房状,ブドウ状,樹枝状集合。暗褐~黒色,半透明~ほとんど不透明,亜金属光沢,条痕黄色。劈開未決定。硬度未決定,比重6.05。薄片では無~赤褐色,屈折率α2.28, β2.36, γ2.48, 2V(+)大,光分散rv強。PbはCa, Sr, Baと,Mn3+はAl, Fe3, Cu2, Znと,VはS, P, Asと置換して同構造のブラッケブッシュ石族を形成。アルゼンチンのCórdobaの鉛・亜鉛鉱床の酸化帯にデクロワゾー石褐鉛鉱などに伴う。名称はアルゼンチンの鉱物学者L.Brackebush(1849~1906)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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