共同通信ニュース用語解説 「東、南シナ海情勢」の解説
東、南シナ海情勢
中国は東シナ海と南シナ海の両海域で、自国の権益確保を理由として実効支配に向けた取り組みを強めている。東シナ海では大陸沿岸部から沖縄付近までの広範な海域を自らの排他的経済水域(EEZ)と定め、尖閣諸島の領有権も主張。2012年の尖閣国有化後は海洋監視船による日本領海侵入を繰り返している。南シナ海では南沙(英語名スプラトリー)諸島と西沙(同パラセル)諸島を自国領と位置付け、ベトナムやフィリピンと対立している。
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