東夏見村(読み)ひがしなつみむら

日本歴史地名大系 「東夏見村」の解説

東夏見村
ひがしなつみむら

[現在地名]船橋市夏見一丁目・同三―七丁目・夏見台なつみだい一―六丁目・夏見町・南三咲みなみみさき四丁目

西夏見村の東に位置する。夏見御厨の内で、天文五年(一五三六)銘の長福ちようふく寺聖観音像胎内墨書銘に「夏見山長福寺旦那夏見豊島勘解由左衛門尉平朝臣胤定」とある。戦国後期には長福寺周辺に城が築かれ、城主は夏見加賀守政芳とされている(「長福寺過去帳」寺蔵)稲荷後いなりうしろに一郭分とみられる遺構が残る。寛文期(一六六一―七三)と推定される国絵図に東夏見とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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