東川崎町(読み)ひがしかわさきちよう

日本歴史地名大系 「東川崎町」の解説

東川崎町
ひがしかわさきちよう

[現在地名]中央区東川崎町一―七丁目

みなと川の河口東岸、兵庫津北浜の町。兵庫津北浜の川崎町(現兵庫区)の東に新しく成立した町。元禄九年(一六九八)の兵庫津絵図井家蔵)にはみえないが、享保三年(一七一八)の官要録井家文書)町名がみえ、この間に成立していた。明和六年(一七六九)の兵庫津絵図(鷲尾家蔵)には、湊川河口出洲の東岸側浜寄りに町並が描かれている。寛政八年(一七九六)の兵庫津各町家数人数書上(安田家文書)によると家数一一三・人数四七五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android