日本歴史地名大系 「東幸崎村」の解説 東幸崎村ひがしこうざきむら 岡山県:岡山市旧西大寺市地区東幸崎村[現在地名]岡山市東幸崎西幸崎村の東にあり、幸島(こうじま)新田六ヵ村の最東端にあたる。文化年間の「岡山藩領手鑑」によると高一千五〇五石余、うち田一千三六三石余・七一町二反余、畑一四二石余・九町五反余で、物成高五四一石余、家数七一・人数三〇〇、牛三一、樋二一、橋一三、船四(三反帆一・二反帆一・作船二)。当村をはじめとする幸島新田六ヵ村は、備前大用水により用水を確保し潤ったが、周辺の上阿知(かみあち)村・下阿知村・宿毛(しゆくも)村などの村は以前から池がかりで、干天の際には用水不足となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by