東急車輛産業遺産(読み)とうきゅうきしゃりょうさんぎょういさん

事典 日本の地域遺産 「東急車輛産業遺産」の解説

東急車輛産業遺産

「東急車輛産業遺産制度」は、東急車輛製造株式会社が2008(平成20)年に創立60周年を迎えることを記念して設立された制度。社の事業基盤を築いた製品を東急車輛産業遺産に指定し、その製品に係る事業所に永久保存する。同年8月の創立記念式において、日本初のステンレス電車である東急電鉄向けデハ5201を第1号として指定した。〔指定条件〕(1)製品現存(市場に初めて投入した製品が現存している)。(2)市場開拓(市場において世界初・日本初の製品・技術として評価されている)。(3)事業基盤構築(その製品の開拓した市場や技術が当社の事業基盤となっている)。
[選定機関] 株式会社総合車両製作所(旧・東急車輛製造株式会社)
[選定時期] 2008(平成20)年~
[登録・認定名] 東急電鉄向けデハ5201 | 東急7000系(デハ7052) | 0系新幹線電車前頭部

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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