東新開(読み)ひがししんがい

日本歴史地名大系 「東新開」の解説

東新開
ひがししんがい

[現在地名]南区上東雲かみしののめ町・東雲本しののめほん町一―三丁目・東雲一―三丁目・かすみ一―二丁目・東霞ひがしかすみ町・西霞にしかすみ

北東は猿猴えんこう川に対し、西は皆実みなみ新開、南は仁保にほ島に続き、北は比治ひじ村・山崎やまさき新開に接する。仁保島村に属し、仁保島東新開とよばれた。城下新開組に属した。

寛文二年(一六六二)藩により仁保島との間の築立がなされ、東新開、西新開(皆実新開)が開かれた。元禄一二年(一六九九)に地詰が行われ、「芸藩通志」では「東新開十軒屋」として高一二四五・九四五石、田畝一二三町六反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android