東柏尾村(読み)ひがしかしおむら

日本歴史地名大系 「東柏尾村」の解説

東柏尾村
ひがしかしおむら

[現在地名]神崎町東柏尾

柏尾村の北東に位置し、越知おち川の下流右岸に立地する。神東じんとう郡に属し、西は神西じんさい鍛冶屋かじや(現大河内町)中世から近世初期には柏尾村のうちで、字市場いちばは中世に開かれた市場の遺称地。貞享四年(一六八七)柏尾村のうち東柏尾が旗本池田政親に分知され、以後吉富池田領として幕末に至る(寛文四年「池田政直知行目録写」池田家文庫、旧高旧領取調帳など)。ただし元禄郷帳など郷帳類では柏尾村に含まれる。旧高旧領取調帳には柏尾村は二筆記され、東柏尾村のみの高二五四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android