東紮(読み)あずまからげ

精選版 日本国語大辞典 「東紮」の意味・読み・例文・類語

あずま‐からげあづま‥【東紮】

  1. 〘 名詞 〙 裾高にするために腰の両脇をからげて帯の間にはさみ込むこと。あずまばしょり。あずまおり。じんじんばしょり。
    1. 東紮〈好色二代男〉
      東紮〈好色二代男〉
    2. [初出の実例]「賤の男があづまからげの麻衣ふたまた河はさぞ渡るらん〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)五)
    3. 「藤屋のあづまからげに、浅妻の濡(ぬる)るを厭はず」(出典浮世草子好色二代男(1684)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む