東芝機械ココム違反事件(読み)とうしばきかいココムいはんじけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東芝機械ココム違反事件」の意味・わかりやすい解説

東芝機械ココム違反事件
とうしばきかいココムいはんじけん

東芝機械ココムに違反してソ連NC工作機械を輸出した事件。 1987年に発覚した。単なるココム問題を超え,日米摩擦に発展した。アメリカは,東芝機械により不正輸出された工作機械で,ソ連は低騒音の潜水艦用スクリューを作り,結果的に西側の安全保障機能が阻害されたと主張した。日本政府は東芝機械を1年間の対共産圏輸出禁止処分としたが,親会社の東芝社長も辞任せざるをえなかった。その年の春には,日本製半導体に対し 74年通商法 301条による制裁が行なわれていたため,アメリカの対日感情はこの事件により一層悪化し,議会では東芝制裁法案が提出され,東芝製品の輸入禁止の声が高まった。

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